株式会社 市民調剤薬局 代表取締役 向井勉 様

進化とムーブメントづくりで
選ばれる薬局へ。

株式会社 市民調剤薬局 代表取締役 向井勉 様


Q. 市民調剤薬局さんは新潟市でいくつも調剤薬局を展開されていますね

A. 現在のところ、新潟市内で10店舗を構えています。店舗数が増えていくと、各店舗の現場にまで目が届きにくくなってくるので、マネージャー制を導入して、各マネージャーが担当店舗のクオリティ管理を行うようにしています。

Q. コーチング導入の目的は何だったのですか

A. あまり知られてはいないのですが、薬局というのは、一種独特の業界なんです。薬剤師という売り手市場の人材が中心を担っているせいでもあるのですが、きちんとした薬剤師を育成していかないと将来的に不安な要素もたくさんある訳です。現状では、薬なんてどこでも同じで、当たり前のように医院のそばの調剤薬局で皆さんは薬を手にしています。でも見方を変えれば、薬が一緒なら、いい薬局を選ぶべきではないかという競争も生まれるべきだと思うのです。薬剤師や薬局は本来、患者さん(お客さま)の利益を守ることが使命でもある訳ですから、常に一歩先を見て、薬剤師と薬局の進化を目指しながらコーチングを導入しています。

Q. どのようなプログラムを導入されているのですか

A. 大きく分けると、パーソナルコーチングと全体コーチングです。パーソナルコーチングに関しては、マネージャーたちのヴィジョン作成なども含めて行っています。薬剤師の進化と組織力の維持管理が主目的ですが、最先端な業種職種ではないので、伸びしろがたくさんあるので、まだまだやれることはあると感じています。

Q. プログラムの内容についてどうお考えですか

A. 一番優れていると感じるのは、コーチの諸橋さんが私たちの業界を深く理解していることです。薬剤師や薬局のことについて知っているからこそ、スタッフひとりひとりとの信頼関係が生まれ、生の声ややるべきことなどがはっきり見えて伝わっていると実感できます。コーチング導入以降は、意識と行動、そして表情も変わってきているので、助かっていますね。

Q. 今後についてお聞かせください

A. 薬局というのは、いくつもの壁を持った業界です。それをまず取払い、オープンにすべきだと考えています。さらに、チーム医療という動きが本格化する中で、薬局や薬剤師が果たす役割をもっと広げていきたいとも思います。薬局のイメージを変えるようなムーブメントを創っていきたいですね。スタッフ全員が進化を続けることで、患者さん(お客さま)の利益を守り、選ばれる薬局になっていきたいと思っています。


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